あいむのゆっくり記録。

〈抑うつ神経症〉と診断された精神病患者の回復記録。

死にたくなったあの日から10ヶ月後の私

こんにちは。

前回の記事は読んでいただけたでしょうか?

前回は、昔あった嫌なことを思い出した時の対処法を更新しました。

まだ読まれていない方は、ぜひ読まれてみてください。

対処法は、また私の余力があるときに他のものも更新しますね。

今回は、いつもの通院記録です。

 

 

前回までの振り返り

デイケアでの過ごし方を褒められる一方で、どこか無理をしてデイケアに毎日行っているところがあると自覚していました。

案の定、我慢をしすぎているのかイライラすることが多くなり、人のちょっとした言動でイライラしてしまい、攻撃的な言動をしてしまいそうになったり、実際ちょっと攻撃的な発言をしてしまったりすることがありました。

毎日行きたい気持ちと、休んだ方がいいのではないかいう気持ちで悩んでいました。

相変わらず早く回復したいと焦る気持ちがあり、今は療養中なんだと言い聞かせ休んでいましたが、ダラダラと日々を過ごすことに背徳感を感じていました。

 

今回受診日までの1ヶ月程の話

最初のうちは相変わらず毎日デイケアに行っていました。

でも正直、だるい日もあったし、イラついてしまうときもありました。

このまま無理にデイケアに毎日行っていても、良くないのではないか。

そう思い、めちゃくちゃ行きたい気持ちを我慢して、3日程デイケアに行くのをお休みしました。

その3日間は特に何をするでもなくダラダラと過ごしていました。

毎日「やっぱり今日は行こうかな…」「午後からでも行こうかな…」と悩み、「いや、一旦お休みするって決めたんだからお休みするんだ」と思い直して、お休みをしていました。

そしてお休みして、またデイケアに行き始めました。

久々に行くような気持ちになってなんだか緊張しましたが、スタッフさんの一人に「なんだかお久しぶりですね」と声かけられたくらいであとはいつも通りでした。

 

今回の受診日の私

カウンセリングのときに、思い切って3日くらい行きたいのを我慢してお休みした話をしました。カウンセリングの先生には「休む決断ができてよかった」と言われました。

イライラするときがあるって話もしたので、その話を深く掘り下げて話せるようにしてくださいました。

それで分かったのは、イライラするのはゲームをしているときに多いということでした。

個人でする作業的な活動なら、自分のペースで休憩をすることが出来ます。

だけど、ゲームだと一緒にする人たちに合わせないといけないので自分のペースで休憩したり一息ついたりすることが出来ません。更に周りに気を遣うし、楽しくてテンションも上がるしで、自分でも気づいてないけど疲れちゃうのかもしれないということが分かりました。

そこで、お昼休みにしっかり休憩をとったらいいかもというアドバイスを受けました。

お昼休みもついつい楽しくてゲームをしちゃうんですけど、それでイライラしてしまって自分が嫌な気持ちになっては意味がないので、時には遊びに誘われても断って、しっかりと休憩をとることも大事とアドバイスをされました。

診察では、カルテを見た先生に笑われましたw

カルテにイラついたときに実際どういう事を思うのかというのが具体的に書かれていたそうで…それを見て「人間らしくていいな。好きだなって思ったの。」と言われました。

正直ちょっと泣きそうになりました。

先生には、「素直なんだね、そういうの押し殺さなくていいと思うよ。」と言われました。

でも気を遣って押し殺してしまうことも先生には見透かされていました。

先生にそう言われながら、人にイラついてしまう自分に嫌な気持ちになっていたけど、そういう自分を否定的に受け止めないでそれも自分の一部だと受け止められるようになったらいいんだろうなと思いました。

 

今の私

思い切って3日休んでから、朝起きて「今日ちょっとだるいなぁ…」と思ったら無理せず思い切って休むことが出来るようになってきました。

気持ち的にはデイケアに行ったら活動的になるし、楽しいし、回復に向かっている気がして安心するから行きたいなぁって思います。

だけど、無理するのも良くないと学ぶことが出来たので、実際に休む決断を出来るようになってからは無理して行くことは減ったように思います。

たぶん、デイケアを休むことって他の人にとっては〈思い切る〉ほどのことではないと思うんですけど、回復をどこか焦る気持ちのある私にとっては〈思い切って〉決断と実行をすることなんです。

でも、それが出来るようになってよかったなと思います。

こうして、少しずつ少しずつですが、回復に向かっていきたいと思います。

こんな私の体験も、誰かの参考になると嬉しいです。